当社の地元でもある関西地方は梅雨入りしました。
もう夏はすぐそこまで来ていますね。
行楽やドライブなどお出かけする機会も多くなる季節ですが、気になるのが車に付く虫や鳥の糞などではないかと思います。
虫などの生物細胞の中の一でもあるリン酸は腐食性を持つ酸です。
濃度が高まるにつれ強い腐食性を持ち、太陽熱などで加熱をされると強い酸となって塗装を腐食する恐れがあります。
鳥の糞はその中に含まれる有機酸が塗膜に浸透し塗装の架橋結合を切断し、紫外線や温度変化や水分などで塗膜が割れたり剥がれたりします。
特に尿酸はアルコールなどでも溶けないやっかいものです。
加熱する事で塗装の中に浸透した水分や有機酸を蒸発させると塗装を復元できる事も可能ですが、割れや剥がれが生じている場合には再塗装を必要とします。(※プロによる判断や除去方法が必要です。)
ご自身でできる対策としては、付着後は速やかに除去する事が大切です。
焦ってしまってむやみに擦る事も傷や塗膜悪化の原因となりますので厳禁です。
やはりここでも予防策と日常の小まめなケアが重要となってきます。
ガラスコーティング施行でも効果的な防御は当然ながら可能ですが、定期的なメンテナンスは不可欠です。
高額なコーティングを施工してもメンテ無しではその圧倒的な効果も台無しにしてしまいます。
虫の死骸に含まれるリン酸等による酸化防止や汚れの頑固な固着予防には、他物質と接する表面積がミクロな分子レベルで小さくなるACTICAREシリーズのコーティング剤を施す事がとても効果的です。
「全く虫が付かない」事はハッキリ言って有り得ません。
しかしながら、施工後の洗車でその効果はハッキリ作業性に現れます。
バンパーなどに固着した有機物の除去が施工前より少し楽になっているはずです。
特にACTICARE RH3の場合では、急激な温度変化に柔軟に対応し、酸化物質に対応可能な性質を持ち合わせます。
また、劣化しにくい透明な被膜が形成される事により重ね施工にも対応しているので、洗車の度の連続施工でその効果は確実に増していきます。
今からできる簡単な予防対策で楽しいカーライフを満喫して下さい。